ラルゴ神楽坂の総合的な就労支援プログラム例の紹介です。
生活講座
就労に向けて、何より大事なのは
- 継続できる体調を維持すること
- 生活リズムの改善、生活の質の向上、
- 食事・睡眠・運動
などについて学びます。
体調が安定できないのは、もしかしたら、正しい知識を身につける機会がなかっただけかもしれません。
自己流でチャレンジしてますますハードルが高くなってしまう前に、その前向きな気持ちを効果の出るやり方にぶつけてみてください。
支援員がしっかりと伴走します。
自己理解講座
支援員とともに一緒に自己理解を深めていきます。
例
- 何がやりたいのかな。
- どういう人生を送りたいのかな。
- どんな仕事が向いているのかな。
- 自分ってどんな人なのだろうか。
- なにが障害特性でなにが性格なんだろう?
自分の価値観・能力・興味関心を知ることでやりたい仕事を見つけていきます。
また、障がい者雇用では特に重要な特性・対処・配慮を見つけていきます。
ラルゴ神楽坂の自己理解を行った後の皆さんは、なんだかスッキリした方、適職が見つかった方が多くいます。
ステップアップ講座
元気回復行動プラン(WRAP)を作成する講座です。
つらい自分の状態を自分でチェックして、対処方法を考え、実行することで、困った時つらい時に改善または解消することができるようにします。
まず「元気に役立つ道具箱」をつくります。その後
- 日常生活管理プラン
- 引き金
- 注意サイン
- 調子が悪くなってきている時のサイン
- クライシスプラン
WRAPがあることで備えがあると感じ、元気になる事ができます。
ピアサポート講座
同じような悩みを持った利用者様同士、打ち解けた雰囲気の中で、自身の悩み、疑問、不安に思う事を話したり、聞いたりする講座です。
テーマは自由です。過去の就業先での悩み、人間関係の悩み、障がいについての悩みなど一人で抱え込まないで、誰かに聞いてもらうだけでスッキリとした方
真剣に自分の悩みを聞いてくれて、提案してくれた事が嬉しかった方悩みが解決した方など、利用者様から好評の講座でもあります。
ストレスケア講座
ストレスケア講座は初級と中級に分かれております。
初級ではストレスケアの原則や病識、自己理解、自己受容を学びます。インプットメインです。
中級ではお一人お一人に合わせたストレスケアの確立を、一緒に考えていきます。
またメッセージトレーニングを講座前に行い、自分の感情をアウトプットしてみる練習をしております。
仕事に着いたら、ストレスケアは必要不可欠です。
余暇講座(レクリエーション)
仕事などの拘束された以外の時間を『余暇』といいます。例えば、土日休みに余暇を充実させることができたら
リフレッシュができて、また月曜日から頑張ることができます。まさに、ON・OFFの切り替えですね。
余暇の内容は、人それぞれです。そのための『余暇』を探すヒントを、講座やレクリエーションなどから見つけていく時間になります。
一緒に気分転換してみませんか。
メンタルヘルス講座
がんばりすぎちゃう方。休み方が分からない方。「疲れ」の取り方。「イライラ」を消す方法。
マインドフルネス瞑想や呼吸法、自律訓練法などの実践も取り入れながら、自分らしくいるために心の平静を保つ方法を学びましょう。
SST(ソーシャルスキルトレーニング)
SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは、社会で人と関わるときに生じるあいさつや頼みごとをしたり、
時には断ったりするなどのコミュニケーションのスキル向上を練習していきます。
授業の進め方として、SST①とSST②の2段階があります。
SST①
コミュニケーションの概論を学びます。
SST➁
実践をします。トレーニング中に、出来た事と課題と、解決方法をその場で振り返れます。
「言いたい事が言えない」「自分のコミュニケーションに自信がない」などご自身のテーマに対して講師が一人一人に向き合って自信がつく!
他にも、身だしなみや服薬管理などの日常生活を営む上での生活スキルもテーマとして扱うこともあります。
認知行動療法講座
認知行動療法(CBT:Cognitive Behavioral Therapy)は、思考(認知)と行動が感情や精神的な健康にどのように影響を与えるかを理解し、改善することを目指す心理療法です。主な目的は、ネガティブな思考パターンや不適応な行動を認識し、それを現実的かつ建設的なものに変えることで、ストレスや不安、抑うつなどの症状を軽減することです。
主な特徴
- 思考と行動の関係
感情や行動が思考に大きく影響されるという前提に基づきます。ネガティブな考えがネガティブな感情や行動につながり、その悪循環を断ち切ることを目指します。 - 問題解決に焦点を当てる
現在の問題や困難に具体的に取り組みます。過去の出来事に重点を置くよりも、現状の改善に力を注ぎます。 - 短期的かつ構造的通常、短期間での治療を想定しており、明確な目標を設定し、段階的に進めます。
- 実践と課題:セッションで学んだスキルを日常生活で実践することが重視されます。例えば、特定の状況でどう反応すべきかをシミュレーションしたり、日常の出来事を記録する課題が出されることがあります。
- 適用される問題うつ病、不安障害、強迫性障害、パニック障害などの精神的な問題。
ストレス管理や自己評価の向上にも有効です。
CBTは、個人が自分の思考や行動をよりよく理解し、望ましい変化をもたらすためのツールを提供するものです。
振り返り講座
振り返り講座では、内省(リフレクション)のやり方を訓練します。
自分の心と向き合い、自分の考えや言動行動について深く省みることです。
反省とは違い、何がいけなかったのかよりも、どうすればいいのかに結びつけれられるようにしていきます。
自分の心に素直になる事で、向き合うことができます。
PC技能習得
希望する職によって、必要なPCの技術はそれぞれ違います。
Excel/Word/Power point/illustrator/Photoshop/プログラミング言語などが学べます。
Mom’s Lab 監修のオンラインによる完全個別学習プログラムなので、自分のペースで学習をすることができます。
未経験の方にも、わかりやすい内容となっておりますので、確実なスキルアップが可能です。在宅でも受講が可能なので、ご相談ください。
面接・履歴書対策講座
キャリアコンサルタントや人事経験者が指導します。
支援員から、とっておきのES・面接対策を伝授します。
- 面接に自信がなくても大丈夫です。
- 障害特性/対処/配慮を明確にします
- あなたらしさを伝えます
- 志望動機や自己PRの書き方指導、添削も可能です
ジョブリハーサル講座
ジョブリハーサル(Job Rehearsal)とは、職業訓練や職業リハビリテーションの一環として、実際の仕事に近い環境で仕事を体験し、スキルを身につけたり確認したりするための練習プロセスです。
ジョブリハーサルの目的
- 実践的なスキル習得: 理論やトレーニングで学んだ知識を、実際の仕事で試す機会を提供する。
- 自信の向上: 新しい環境に慣れることで、自己効力感を高め、職場復帰や転職への不安を軽減する。
- 職場適応力の強化: 実際の労働環境において、自身の適応能力や必要な支援を確認し、調整する。
- スキルの評価: 現在のスキルが実際の職場で通用するかを評価し、必要に応じてトレーニングやサポートを追加する。
ジョブリハーサルの流れ
- 準備段階: 参加者のニーズや目標に応じて、どのような仕事が適切かをカウンセラーやコーディネーターと相談しながら決定する。
- 模擬業務の実施: 会社や職場で実際の業務を模擬的に行う。ここでは、サポートやフィードバックが提供されることが多い。
- 振り返りとフィードバック: 実施後に、成功点や改善点を振り返り、次のステップに向けた調整を行う。
ジョブリハーサルは、職業経験が少ない人や新しい職場に挑戦する人にとって有益な準備期間であり、安心して就職活動や職場復帰を行うためのサポートとして機能します。
職場実習
希望職種が見つかりましたら、ぜひ実習に行ってみましょう。
ミスマッチを防ぐためももちろん。「働く」事が久しぶりな方も自信がない方も、体感することで得られるものが沢山あります。
また、自分の得意な事・苦手な事も見つけれる良いチャンスです。ラルゴ神楽坂は、常に独自の実習先を開拓しています。