職場定着支援とは
国の法律である障害者総合支援法を根拠とする福祉サービスの1つです。
対象になる障害の範囲は、身体障害者、知的障害者、精神障害者(発達障害者を含む)、政令で定める難病等により障害がある者で18歳以上の方が対象です。対象者は無料でサービスを利用できます。
就職後に生じる就職者と企業側の様々な課題を、本人と企業の間で橋渡しをしながら解決していくことで長く働き続けることを目指すサービスです。
参考
「就労定着支援の実施について」厚生労働省社会・援護局 障害保健福祉部障害福祉課長
ラルゴ神楽坂の職場定着支援
ラルゴ神楽坂を卒業されて就職された方々と、就労先の企業に対して双方のニーズや、ご本人の困りごとの把握、双方へのコミュニケーションの仲介などを行い、職場定着を目的に6ヵ月支援を行います。ご本人の希望が支援期間を延ばすことができます。
ラルゴ神楽坂の職場定着支援は就職前(出社日前)から始まります。ご本人と職場のニーズを把握した上で、あらかじめ支援の実施方法等を本人と企業担当者と相談を行いながら計画を立てていきます。
就職後は、ラルゴ神楽坂の支援員が定期的に職場先へ訪問を行いますので職場では言えない不安なことや、困っていることなど何でも相談してください。
両社のニーズなどを聞き取り把握して課題の解決、職場に定着できるように助言、支援をおこないます。
ラルゴ神楽坂は職場定着率が100%です。(就職後6か月)その理由は、
- 自己理解の徹底
- 圧倒的な生活習慣改善への取り組み
- 皆様の希望に合わせた就活
- メンタル面の改善
- 誰とでも喋れるコミュニケーション力
- 丁寧な定着支援サポート
- 以上を総合的に、ご本人に合わせて提供し続けているからです。
ラルゴ神楽坂の就職支援例
- 健康管理・体調管理(食事、服薬管理、自己理解、通院状況の確認、体力)
- 生活リズム・日常生活(身だしなみ、金銭管理、社会性等)
- 対人技能(コミュニケーション)
- 基本的労働習慣
- 職業適性
就職活動支援例
- 毎週の個別カウンセリングを通じて、個人個人の強みや課題点を明確にすることで、自己理解を深め、対処法や自己肯定感を高めることができている。
- 少人数で個々のレベルに合わせて講座を設定しており、今、必要な講座を選択して受けられる。
- イベント企画も多く、利用者様が主体になって企画立案、準備、実行をすべて行っているのでやりがいと楽しさ、達成感を味わえる。
ラルゴ神楽坂の職場定着例
- 就職先企業様へ訪問(毎月1回)
- 利用者様本人と面談(約30〜40分)
→現状確認や悩み、問題点をヒアリング - 企業担当者様、利用者様と3者面談(約20〜30分)
→現状の確認や課題点のすり合わせ、対策を検討 - 健康状態(体調・モチベーション)を確認と支援
- 通院状況(通院できているか?薬の変更はないか?)の確認と支援
- 出勤状況の確認(遅刻、早退、休み等)と支援
- 人間関係(同僚、上司、他部署)の確認、対応策の検討、提案
- 業務内容の確認と支援(新しい業務増えたか?苦手な業務な何か?)
- 業務の量、質、ミスの確認と支援
- 不安、不満、等の確認と支援
- 趣味や休日の過ごし方支援
卒業生の声
ラルゴに通じて変化したことは、「体力がついたこと」「自信がついた」ことです。週2日通うのがやっとだった私が半年で週5日通えるようになった。目標が明確になり、それに向けて努力を積み重ねられたことは1人では到底できなかったと感じています。ラルゴの皆さんが寄り添ってくれ、根気強くサポートしてくれたおかげだと感じています。
日々の生活を記録することで問題点が明確になり1つずつ改善する目標を立てることができた。毎日の手作り昼食(無料) もありがたかった。
頭のなかが混乱していたのが落ち着いた。表にまとめて可視化することができるようになった。無理なく自分のペースで講座に参加できたこと
カウンセリンを週1回のペースでやってもらっており、頭の中の整理ができるようになった。イベント企画でリーダーをさせたもらった経験が自信になった。
カウンセリンを週1回のペースでやってもらっており、頭の中の整理ができるようになった。イベント企画でリーダーをさせたもらった経験が自信になった。