いろいろなデータを見ると、転職の理由として必ず上位に挙がるのが、「人間関係」ですね。
とはいえ、仕事というものは一人では完結せず、複数の同僚や先輩・上司らと連携しておこなっていくことがほとんどでしょう。
言い換えれば、仕事をこなすにあたっては、適切なコミュニケーションが必須となります。
今回のストレスケア講座では、職場でのより良いコミュニケーションを探る意図で、「交流分析」の考え方を学びました。
交流分析とは、自分自身の人間関係やコミュニケーションの傾向を知り、対人関係の問題を解消したり、トラブルを回避したりするための心理学の理論です。
この交流分析では、特定の相手と繰り返される不快なコミュニケーションのパターンを「ゲーム」という呼び名で定義しており、このゲームはとてもたくさんあるのですね。
そしてその多くは、無自覚のうちにおこなわれていることが多いんです。
ゲームに陥っているとしたら、それを断ち切らないとお互いに不快さが増してしまうわけですが、そのためにはまず、「自分は今、ゲームにはまってしまっている」ことに気づく必要があります。気づかないと対策の講じようがないですからね。
今回は、職場などでよく見られる代表的なゲームを学び、自分たちも過去にこういうパターンに陥ったことがあるかどうかの振り返りをおこないました。
ラルゴ神楽坂ではこのように、就職するにあたって、および就職後にも役立つ内容を、さまざまな講座をとおしてお伝えしています。